介護の相談を地域包括支援センターにするべき7つの理由

介護のプロがいる相談窓口は公的なものから民間のものまで様々です。

一見同じように見える相談窓口ですが、その役割や機能には大きな違いがあるのです。

 

介護が必要な人[本人]や家族にとってより良い相談窓口を選択することはとても重要です。

 

当センターでは、地域包括支援センター(ちいきほうかつしえんせんたー)でを最もオススメできる相談窓口としてご紹介しています。

地域包括支援センターについてはこちらの記事をどうぞ

地域包括支援センター

 

どうして地域包括支援センターをおすすめできるのか、その理由についてお伝えします。

 

地域包括支援センターをオススメする7つの理由

その1:地域包括支援センターは公的機関

地域包括支援センターは市町村に設置される公的な機関です。法律によって規定されています。スタッフには公務員同様の守秘義務がありますので、信頼感が違います。

 

その2:地域包括支援センターは無料で相談できる

地域包括支援センターは地域の人に開かれた相談窓口という役割があります。相談することで、費用がかかることはありませんし、いつでも何度でも相談することができます。

 

その3:地域包括支援センターは公平である

地域包括支援センターは相談者にとって公平中立な立場の存在です。特定の会社に偏った紹介をするということがありませんので、安心して相談することができます。

 

その4:地域包括支援センターには複数の種類の専門家がいる

地域包括支援センターには保健師、主任ケアマネジャー、社会福祉士など複数の専門家(=プロ)が在籍しています。また、常に多くの相談が持ち込まれており、経験が豊富です。広い視野からの適切な助言をもらうことができます。

 

その5:地域包括支援センターには総合相談をすることができる

今後のことについてはっきりと方向性が決まっていない、どんなサービスを利用するか決まっていない、何を相談してよいかわからないなど、相談内容が明確でない場合でも地域包括支援センターでは総合的な相談をすることができます。民間の相談窓口との大きな違いです。

 

その6:地域包括支援センターには認定の有無を気にせず相談できる

介護保険の使い、安い自己負担で介護サービスを利用をするには、住所のある市町村から認定(要介護認定、要支援認定といいます)を受ける必要があります。地域包括支援センターへは、この認定を受けていても、受けていなくても相談することができます。

また認定を受けることを希望する場合は、その手続きの支援もしてもらえます。

 

その7:地域包括支援センターには生活の場所を気にせず相談できる

家族のこれからの生活を考える際に、家で過ごすか施設に移るかという大きな問題があります。地域包括支援センターへは、家で過ごす予定でも、施設に移る予定でも、決まっていなくても相談することができます。

 

最後に

地域包括支援センターをオススメする理由をお伝えしました。

地域包括支援センターはとても便利な相談窓口なのですが、残念なことに、知らない方が多いのです。

ここまで読んでいただいた皆様は、是非とも地域包括支援センターに足を運んでみてくださいね!

相談はしなくても、介護のこと以外にも地域の様々なサービスの情報を収集することもできますよ。