目次
ケアマネジャー、どうやって選びましたか?
要介護認定を受けた人が介護サービスを自宅で利用すると、居宅介護支援事業所のケアマネジャーが担当となり、計画を作ったり、連絡やサービスの調整を行なったりします。
あなたのご家族(またはあなた)の担当ケアマネジャーはどうやって選びましたか?
ケアマネジャーを「この人に頼みたい!」と自分で選んだという人はとても少数です。役所でもらった居宅介護支援事業所の一覧表から適当に選んだといったあたりが世の中の平均的なところではないかと思います。
そもそもケアマネジャーを探す段階では、ケアマネジャーが何をする人かもよくわからなかったという方が大半です。事業所の見分け方やケアマネジャーの評判の良し悪しなど考えもしなかったことでしょう。
知っているケアマネジャーはひとりだけ
多くの方にとってケアマネジャーは、ご家族(またはあなた)に介護が必要になった時に初めて関わる存在です。そして面識のあるケアマネジャーは担当してもらっているケアマネジャーひとりだけという方がほとんどです。
そのケアマネジャーの仕事ぶりを気に入っているか気に入らないかは別として、世の中のケアマネジャーは皆同じような感じで仕事をしているのだろうと思っていらっしゃることでしょう。ですが、実は、ケアマネジャーの仕事のやり方は千差万別です。同じ事業所、同じ会社のケアマネジャーを比べても、こんなに違うものかと思ってしまうくらい違います。
また、ケアマネジャー間で差が大きいのが情報力です。例えばデイサービスを利用したいと思った場合、10か所のデイサービスしか知らないケアマネジャーと100か所のデイサービスを知っているケアマネジャーでは、対応に大きな差が出ます。
さらに影響が大きいのが、サービスそのものの情報です。優秀なケアマネジャーは介護保険のサービスはもちろん、介護保険以外のサービスについてもしっかりと情報収集をしています。
ケアマネジャーには法令でやるべきことが決められています。
これは利用者さんを守るために定められたルールなのですが、利用者さんがこのルールを知らないのをいいことに、やるべきことをやっていないケアマネジャーが残念ながらいます。
これはケアマネジャーに限った話ではありませんが、能力の違いももちろんあります。
ケアマネジャーの役割は重要
多くの方は介護保険や介護サービスのことをあまり詳しくはご存知ではありません。大半の利用者さんはケアマネジャー任せ。ケアマネジャーの判断や提案・助言をベースに介護サービスを選択することになります。
アクションを起こすか、様子をみるか
利用するサービスをどれにするか
利用する事業所をどこにするか
自宅で生活できるかできないか
要介護認定の区分変更をするかしないか…
この選択の積み重ねは、あなたやご家族の生活に大きな影響を及ぼします。ケアマネジャーの提案ひとつが人生を左右することもあるかもしれません。
セカンドオピニオンとは
セカンドオピニオンをご存知でしょうか。
セカンドオピニオン(英: Second opinion)とは、よりよい決断をするために、当事者以外の専門的な知識を持った第三者に求める「意見」、または「意見を求める行為」のことである。
出典:Wikipedia
主に医療の分野で使われる用語です。ガンの治療を選ぶ際などに時々聞かれるようになりました。
今では、セカンドオピニオン外来というものもあったりします。
参考 セカンドオピニオン外来のご案内慶應義塾大学病院ケアマネジャーにもセカンドオピニオンを
人生を左右しかなないケアマネジャーによるケアマネジメントについても第三者からの意見を求める仕組みが必要ではないかと感じ、セカンドオピニオンのサービスを始めました。大きな判断に迷いがありましたら、ぜひご利用ください。
くまがい行政書士事務所でできること
介護の内容や方法、今後の生活などについて第三者的な立場からアドバイスするサービスです。
[ケアマネ]セカンドオピニオン
例えば以下のような内容について第三者的な立場からアドバイスを行ないます
・介護保険制度について
・自宅での生活について
・ご家族の介護について
・介護保険で利用できるサービスについて
・要介護認定や区分変更について
・介護にかかる費用について
・施設の料金について
・施設の探し方について
・施設のメリット・デメリットについて
・ケアマネジャーとの関わり方について
どんな人が利用できる?
ケアマネジャーを利用されている方やそのご家族に向けたサービスです
ケアマネジャーの支援内容に疑義がある方もご利用できます
(ケアマネジャーの法的な義務・責務についてもお伝えできます)
❖報酬❖
内容 | 料金(税込み) |
1回(2時間程度) | 17,000円(日当を含む) +交通費実費 |